弊社のサーマルカラーは温度により色が変化する「サーモクロミック材料」です。
温度変化により変色するサーモクロミック色材です。
温度を上げたり下げたりする事により、消色/発色を繰り返します。 特定温度で変色する化合物を基材にして顔料または塗料化(インキ化)したもので、 「熱」の存在するところではどこでも脚光を浴びております。
サーマルカラーは微小なカプセル内に数種類の成分が入っていて、 その成分同士が熱エネルギーにより化学反応を起こして色を発色⇔消色させる仕組みです。
サーマルカラーは温度によって多彩な色彩を表現することができます。
お湯を使った場合
サーマルカラーは、マグカップ・お風呂のおもちゃ・加熱危険表示ラベル、その他温度表示製品等がございます。温度(熱)変色商品は、多彩に色模様の変化を表す事が可能です。
詳細は動画をご覧ください。
こちらの動画はカップホルダーにサーマルカラーのKT-30(Blue)を塗布したものです。お湯を注ぐと昇温に伴いサーマルカラーが消色していき、下地の柄が浮き出て来る様子がご覧いただけます。
冷水を使った場合
温度設定が低いサーマルカラーを使うと、冷水で発色します。ボトルやグラスのデザイン、冷たい飲み物の表示ラベル等に使うことが可能です。詳細は動画をご覧ください。
こちらの動画はドリンクボトルにサーマルカラーの(KT-20)を塗布したものです。冷水を注ぐと発色していきます。
スクリーン印刷したシートでカップを形成
サーマルカラー:KT-15を100メッシュでスクリーン印刷したシートをカップ型に形成したサンプルです。10度以下の冷水を注ぐと発色します。
また、可逆性のため20度以上になると元に戻り、同じ動作で何回でも変化します。
温度が上がると消色していきますので、消色に伴い下地を浮き上がらせることも可能です。詳しくは動画をご覧ください。
サーマルカラーの使用例
「電球の温度で色が変化」
和紙のシェードにサーマルカラーを塗布したものです。
電球の温度が上がっていくにつれ、サーマルカラーが変色していく様子がご覧いただけます。
反応する温度範囲が設定できますので、電球の微かな温度でも多彩な色を表現していくのが可能です。
水性スクリーンインキ ※KTシリーズのみ
Tシャツ等の衣類に印刷するのに適切。80〜120メッシュのスクリーンを使用するのが最適です。
カプセルパウダー
数ミクロンの微細な粒子状の粉末で、油性のバインダー(のり剤または固着剤)と混ぜて、フィルム、ガラス、金属等に印刷出来るインキを製造することが出来ます。
油性スクリーンインキ ※KTシリーズのみ
プラスチックフィルム等に印刷するのに適切。80〜120メッシュのスクリーンを使用するのが最適です。
マスターバッチ
ポリプロピレン等のプラスチックのペレット状になっている商品で、同素材に5%〜10%添加してご使用ください。
射出成型温度は、200℃以下で行って下さい。
全ての原料において、最小ロット100gから販売しております。
(マスターバッチのみ5kgからとなります)
価格については、お問い合わせ下さい。
温度により発色具合が異なります。また各色を組み合わせることにより、多彩な色彩表現を可能にします。
(弊社で調色は行っておりません。)