弊社のサーマルカラーは温度により色変化する「サーモクロミック材料」です。
温度変化により変色するサーモクロミック色材温度を上げたり下げたりする事により、消色/発色が繰り返し可能です。特定温度で変色する化合物を基材にして塗料化(インキ化)したもので、「熱」の存在するところではどこでも脚光を浴びております。
サーマルカラーKT・ORは微小(1~25μm)なカプセル内に数種類の成分が入っていて、その成分同士が熱エネルギーにより化学反応を起こして色を発色⇔消色させる仕組みです。
サーマルカラーは温度によって多彩な色彩を表現することができます。
また、温度範囲は-20度〜60度まで発色温度が設定可能になります。
サーマルカラーは、マグカップ・お風呂のおもちゃ・冷凍食品管理ラベル・加熱危険表示ラベル・その他温度表示製品等がございます。
温度(熱)変色商品は、多彩に色模様の変化を表す事が可能です。
*画像はPCで作成したイメージになります。
こちらの動画は湯呑にサーマルカラーのBlackを塗布しお湯を注ぐと昇温に伴いサーマルカラーが消色していき、下地の柄が浮き出て来る様子がご覧いただけます。
*画像はPCで作成したイメージになります。
「電球の温度で色が変化」
和紙のシェードにサーマルカラーを塗布したものです。
電球の温度が上がっていくにつれ、サーマルカラーが変色していく様子がご覧いただけます。
反応する温度範囲が設定できますので、電球の微かな温度でも多彩な色を表現していくのが可能です。
サーマルカラー:KT-15を100メッシュでスクリーン印刷したシートをカップ型に形成したサンプルです。
10度以下の冷水を注ぐと発色します。
また、可逆性のため20度以上になると元に戻り、同じ動作で何回でも変化します。
温度が上がると消色していきますので、消色に伴い下地を浮き上がらせることも可能です。
水性スクリーンインキ ※KTシリーズのみ
Tシャツ等の衣類に印刷するのに適切。80〜120メッシュのスクリーンを使用するのが最適です。
カプセルパウダー
数ミクロンの微細な粒子状の粉末で、油性のバインダー(のり剤または固着剤)と混ぜて、フィルム、ガラス、金属等に印刷出来るインキを製造することが出来ます。
マスターバッチ
ポリプロピレン等のプラスチックのペレット状になっている商品で、同素材に5%〜10%添加してご使用ください。
射出成型温度は、200℃以下で行って下さい。
油性スクリーンインキ ※KTシリーズのみ
プラスチックフィルム等に印刷するのに適切。80〜120メッシュのスクリーンを使用するのが最適です。
ORカプセルスラリー ※ ORのみ
分散した水で、のり剤(固着剤)と混ぜて、水性絵の具や水性インキを製造する事ができます。
全ての原料において、最小ロット100gから販売しております。(マスターバッチのみ5kgからとなります)
価格については、お問い合わせ下さい。
温度により発色具合が異なります。
また各色を組み合わせることにより、多彩な色彩表現を可能にします。
記録素材総合研究所ではデモンストレーション動画を公開しています。